お疲れ様です。
今日は佐世保市総合グラウンド庭球場で「2023九州ジュニアテニスサーキット長崎シリーズ」大会が開催されました。
まずは運営して頂いた、山髙コーチを始め佐世保LTCの皆様、いつも遅くまで本当にありがとうございます。
海星中学からは男子8名、女子5名が出場させて頂きました。結果は勝ったり負けたり…皆上手くなっていました。
私は(先生方不在で)指導者面しないように離れて応援。2年女子の荒木には指導者面してしまいましたが(苦笑)
この会場に来ると、彼らの小さい時の事を思い出します。大輝が負けてずっと壁打ちしてたなぁ、晶生伶が負けて泣いてたなぁ、祐樹が寒くて震えてたなぁ、修太朗が負けて(怒って)1人で帰ろうとしてたなぁ…懐かしいです。
中学生としての大会もあと数試合、怪我なく頑張って下さい。
さて、話は変わりますが…最近「フェアプレー」について考える事が多々あります。
これは国、競技、指導者、保護者、選手等によって考え方も様々です。
今日もある選手の保護者の方が、相手選手のダブルフォルトに拍手をしている姿を見かけました。勿論私も熱くなり周りが見えなくなり同じ様な事があるかも知れませんし、海星ジュニア、海星中学もあるのかも知れません。ただこれは悪気がなく知らないだけで、少しづつ伝えていかなければと思います。古い考えと言われればそれまでですが。
これから紹介するのは、あるバスケットボールの強豪中学(東京都)で保護者向けの資料に掲載されている内容です。
一部だけ抜粋させて頂き、少し紹介させて頂きます。
ゲームは対戦相手があって初めて成立します。ひたむきにプレーしあうことで、ナイスゲームはつくられていきます。その意味で対戦チームはナイスゲームを作る“パートナー”とも言えます。〇〇中男バスのベンチと応援席の父母は、相手チームの応援がどうであろうと、次のことに気をつけて応援しています。
◆相手の不注意によるミスには拍手しない
相手のミスを期待しているようではいけません。こちらのディフェンスが相手のミスを誘発したのであれば「ナイスディフェンス」の声と拍手を送ってください。
◆相手のフリースローの失敗に対して拍手しない
こちらのファールの罰としてフリースローは与えられています。フリースローの失敗は、一切の妨げのないところで、自由(フリー)に打ったシュートが外れただけのことです。何の手柄でもありません。
◆相手のファールに対して拍手や「ナイスファール」といった声はかけない
お互いに極力ファールしないように努力しています。仕方ないファール、避けられなかった結果のファールはあっても「ナイス」なファールはありません。すべてのファールに罰則がついているのはそのためです。
いかがでしょうか。
私はジュニアの大会でレフリーをさせて頂く事がありますが、選手同士のジャッジによるトラブルは絶えません。
故意なジャッジをする子は、決してその子だけが悪い訳ではなく、周りの大人の「スポーツマンシップ」に責任があるのではないでしょうか。
私も自分自身が一番気を付けながら(伝え方も)、息子達、チーム、そしてテニス教室でも「スポーツマンシップ」を少しず伝えていきます。
これ以上、周りに嫌われる事も無いでしょう。
まずは大人から。
何より、子供達がテニスを楽しむ為に。